登校拒否を考える親・市民の会(鹿児島) 登校拒否も引きこもりも明るい話


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2004年5月16日 親の会より



5月の例会は初参加7人を迎えて、43人が交流しました。

子どもの不安からくる「願望」を「かなえるため」に
親がいそいそと付き合って、
子どもの背中を押してはいないだろうか・・・。
大事な教訓が、我が家の場合は?と
率直に、素直に(笑)だされ、大いに共感をよびました。

不安から、あーしたい、こーしたいとバクゼンと言っていることに
親の答えは、「あー、そー」なんですね。
なにか、かなえてやらなくては・・・という親心は
百害あって一利もありません。
その子の人生はその子が自分できめるんですね。

黒板に書いて、リキセツする司会の内沢朋子。


 失敗を重ねながら、親も我が子に育てられてるんだよね。
 「当事者はムリしてることに気がつかないの。
私も自分がムリして働いて倒れるまで、本当に気が付かなかった。
そのとき、不登校のことなんにもわかってなかったって・・・。
あなたはムリしてるんだよ、と一番先に気がつける親にならなくてはね」
と、おときちゃん。

 毎月の会報はとっても勉強になる。
皆さんのお話ひとつ、ひとつに
大切な教訓があるんだね。
だから、親の会に参加した後はパワーがいっぱい!
我が子にも不思議とそれが伝わるんです。



 「私も、Nさんみたいに、でんと構えられるかなあって・・・」(笑い)
「そのときになったら考えたらいいの。」
娘がいっぱい不安を出してくれるようになって、とってもよかったと
おもってるんです。と森田さん。
だから、心配してないよ。
とってもたくましくなったから・・・。


 人は誰でも、意にそぐわない人生を送ることは出来ない。
誰でも、納得した人生を送りたい、
家族こそ、ひとり一人の人格が尊重され、
対等でなくてはね・・・。

我が家の場合は・・・、
アレッ、ちょっと私が強いかもなあ・・・
司会の「うちの実態」に大笑い。
 「我慢しないで、」
親に辛さを見せるようになったら、それはシメタ。
親として認めてもらったということなのね。
 持ち寄られたお菓子。
ごちそうさまでした。
 どしゃぶりの雨のち曇り、
暑さは気候のせいばかりじゃない、
会場の熱気が伝わってくるの。

クーラーはきかないけど、
まっ、いいか、
話に夢中になって、暑さも吹きとぶもんね。
 なんといっても、当事者の話は一番説得力がある。
不登校は、なんてすてきなんだろうと感動してしまう。
素直に感動できる、素直に心を開くことができる、
人のすばらしさがここで発見できるから・・・。
 暑くてメガネが曇っているわけじゃない、
おかしくって、目に汗がたまっちゃうの。

自分の辛さを「非行」で表した息子が
こんなことやらかした、と今では笑って話せるお母さんの話にみんなで
大笑い。
 不登校だった20さいの息子が
中学で不登校の妹のことを「反抗期になった」っていうんです。
人のことはわかるんですねえ・・・。(笑い)
 高校に行ってみたけど、
そこは私に合わないの。
自分の人間性がこわされるきがして・・・。
お母さんも私のことを心配しないで、
自分のこと大事にしてね・・・。

15歳のまいちゃん、
かっこよかったよ、感動しちゃった!
あなたは自分を大事にすることをちゃんとわかっているんだね。

今月も本当に感動をありがとう!



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Last updated: 2004.5.20
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