登校拒否を考える親・市民の会(鹿児島) 登校拒否も引きこもりも明るい話


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2004年9月19日 親の会より



まだまだ暑い9月。
参加37人が熱い感動を共有しました。
親の会っていいね〜!
参加してよかった! 元気をもらいました!
と、しみじみ。
8月はお休みだったから、
この日が待ち遠しかったという声も。



7月に高校を退学したmaiちゃん。
15周年記念誌のために書いた原稿を紹介。
「辞めてよかった! ぜーんぜん後悔していないよ」
「生きているだけで嬉しい」と、
苦しかった日々、今の嬉しさを訴えた文章に感動!!
隣で、お母さんは涙、涙でした。
(10周年記念誌は44人の体験が掲載され、近日発行されます)



中学で不登校になった我が息子も、21才。
会話がなかったあの日々。
今はとってもおもしろいこといって私を笑わせくれるの。
この子はひょっとして天才なんじゃないかなって。(笑い)
7年前のあの絶望の日々がうそのよう・・・。


9月18日は村方勝己君がいじめで自殺した日です。
辛い日々、4年半にわたる裁判の日々、
いつも、夫婦で励ましあってやってこられました。
1996年最愛の我が子を喪った村方さんの悲しみは、
親の会の悲しみでもあります。



閉じこもること、
これは、その人の疲れた心をいやす大事な行為です。
とじこもっている自分を否定しては、休んだことになりません。
我が子の閉じこもりを心から肯定できる親であることが、
我が子が次第に自分を肯定できるんですね。
自分を大事にすること、大切にすることは、
不登校やとじこもっている子どもたちから教えられた大切なメッセージは、
自分の人生の主人公として生きる、ことなんです。

不安になったとき、確信がゆらいだとき、
こうして集まれる親の会があることは
何よりの支えになります。


「辛いことがあるのも自分なんだ」と自分に言い聞かせているうちに、
バクハツできなくなってしまうの。
わーって落ち込んでもいいの・・・。
21才のaimiちゃん(後ろ)は、高校2年で退学。
良ちゃん(ピンク)とふたり暮らしです。


心から笑っているうちに、
いつしか、心が軽くなっていく。
親の不安を軽くする、
実は親の「私」が苦しんでいたんだね。

我が子の苦しみに気がついた親達は、
実は自分が強くなっていくんだね。


「お母さん、親の会に入っててよかったねー」と13才の息子に帰り道で言われ、何よりうれしかった・・・。
midoriさん(後ろ、左)からのメールです。
こんなに明るい笑顔が出るようになったんだもの。
「お母さんの笑顔」は子どもが一番うれしいもの。
「しあわせだな、このままでいいんだね」って感じる、なによりの証です。






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Last updated: 2004.9.23
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