登校拒否を考える親・市民の会(鹿児島) 登校拒否も引きこもりも明るい話


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2004年12月19日 親の会より



「あるがままを受け入れて」と先天性四肢障害を持つ親の会で、
言ってきました。
それは不登校のわが子にもあてはまることなんです。

お父さんの言葉は説得力がありました。



 夫婦の時間を大切にしています。
それは、わが子の引きこもりを問題視していないこと、
そして、自分を大切にすること、

大事なふたつのことがこめられているんです。
子ども達は、身をもって、自分を大切にすることを
私たちに教えてくれているんです。

夫婦がわがこのことでぎくしゃくしたら、ふたりの時間を作って大事にしたらいい、
お互いに一番大事な存在だと気づくんですね。



 単身赴任のお父さん、
毎週我が家に帰るのが一番の楽しみ。
だって、二人の娘たちが家でゆっくり閉じこもっているから


さて、今月はNHKが親の会に取材に見えました。
「不登校も、ひきこもりも明るい話」という
15周年記念誌のタイトルに注目したからです。
「いやあ、とっても明るい会ですね」と番組作成担当のデレクターのおにいちゃん。
15年の確信が1月に20分番組で放映されます。
楽しみ!

ちなみにかついでいるカメラのおじさん、たくましい体なのに、
小さいいとき、犬におしりをかまれていらい、
犬がこわいのだそう・・・(余計な話でした)


 「我が家は3人不登校。
はじめの長男のおかげで、私は強くなれました」
隣の部屋ではゲームで盛り上がった
子どもたちの声が響きます


 正面3人は若者。
ピンクは管理人のreiko、右となり高校中退ただいま過食中のaimiちゃん、
その右が7月に高校中退したmaiちゃん。

いまでもふっと不安が襲うけど、
それも自分なんだと受け入れることができるようになりました。
当事者の3人の話は、
大丈夫だよと、初参加の若葉マークのこどもたちおやたちに伝わります。



「娘の不登校と、私が働くときの不安感は一緒。
だから、とってもよくわかるの」
例会でいつも元気をもらっていやされるんです。



maiちゃんの話に大笑いのお母さん。
こんな笑顔が出るなんて、夢みたいだね。
あなたがとっても辛かったものね。
今の幸せに感謝です。



「夫婦の関係が大事」親の会で気がつきました。
それで、今月はご夫婦で映画をみたり、ゆっくり時間をとったり・・・

そういってハッパをかけた内沢さんちも、半年振りでふたりで映画を
みてきたよ。
いろいろ刺激を与え合っている親の会です。



「○○ちゃん、いい夢みなよ」と父親の私。
「オー! おまえは悪い夢みなよ」と娘。(大笑い)
こんなに元気になったんです。
私たち夫婦が娘の不登校を心から受け入れて、
もうぜんぜん心配していません。
あんなに不安がひどくて、子どもより妻のほうが心配だったのに、
いまでは、嫁が強くなって・・・(笑い)

涙が笑顔になって、どんなにか家族がしっかりと深い愛で結ばれているでしょう。
不登校になって気づかされた家族の絆です。


 そういえばテレビカメラがあったんだっけ。
話に夢中になって、いいはなしに、気になったのは最初だけ。

不登校もひきこもりも過食もエトセトラ・・・は
子どもたちの自分を大事にしたいという
自然な表現。
おかしいと偏見をもつおとなや、社会のほうにこそ、
問題がひそんでいるんですね。

今月も41人の参加。
しみじみと感動して、本当にイイ会でした。




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Last updated: 2004.12.23
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