登校拒否を考える親・市民の会(鹿児島) 登校拒否も引きこもりも明るい話


TOPページ→  写真目次 → 2005年1月 親の会 新年会より(写真)




2005年1月23日 親の会を兼ねた新年会より


お食事会
びんご、じゃんけんゲーム


かんぱ〜い!
楽しい新年会の幕開けです。
若いお母さんと、少し若い(?)りょうちゃんと。
ご馳走もいっぱい、
お話もいっぱい。
心がうちとけるのは、親の会の仲間だからだよね。


「子どもと若者席」すっかり仲良し。
見てっ! この笑顔!



さあ、食べるぞ・・・
子どもたちは食べ盛りです
そうなのよね、うん、うん、・・・
話に夢中で箸もとまる・・・
一度にふたつのことは出来ない・・・
今年もみなさんからと親の会からの賞品もりだくさんでした!
 今年も大好評のビンゴゲーム。
あたる人は何回も、家族で「れんけい」して計画的にゲット。
おとなも子どもももりあがっちゃうよね。
 リーチになってるのに、・・・
びんごーっ!
 しょうたくんは何をあてたかな?
 こんなに景品をもらっちゃった!

むかでじゃんけんゲームもしたよ!
なんと優勝者は発案者のHP管理人reiko! うひゃひゃひゃ




交流

後半は交流。
話してる人を見るまなざしが、こんなにも優しい・・・
「今年は忙しい夫に時間を作らせて、毎月仲良く参加したい」と妻。
「先日20歳になった娘と初めてお酒を飲んで、楽しかった。」とお父さん。
週一度、単身赴任先から我が家に帰るのがなによりの幸せです。
「NHKに我が家が紹介されました。
我が子の不登校を隠さず、堂々と知らせるいいチャンスです。
久しぶりに妻の化粧姿も見られました」(笑い)

「今年は妻の宿題を果たすとき。
妻の後ろにかくれないで、横に並ばないとね。」(笑い)
喜びも、悲しみもいつも夫婦でささえあい、
親の会でいっそう夫婦の関係も深まってきました。
「あんなに不安だった日々が、うそのように晴れて、
自然に過ごせます。」
前日はふたりで、菜の花マーチに参加、15キロを歩きました。
「82歳になる私の父に15周年記念誌を見せました。
こんなに大変だったんだね、と涙を流す父に、
違うよ、私はたくさんの親の会の仲間に支えられてきたから
幸せな15年だったんだよ、ということが出来ました。」
ご夫婦で参加したおときちゃん、
年月が確信になっています。 
 「手が欠損して生まれた娘を、救急隊員の私が病院に運びました。
息子は不登校です。
ふたりの子どもたちから、いのちさえあればまるもうけと教えられています」
今回は、行ってみたいなという息子さんと3人で参加。
 「親の会に出会って、私の不安が消えました。
親子3人で暮らす日々に幸せを感じています。」
子育てが悪い、と言われた地獄のような日々、
自分を責めたあのときがうそのようです。
ご夫婦で山登りしたり、映画に行ったり。
親の会は夫婦の時間を大切にねと、いつも言っています。
 親の会で自分を大切にすることを学びました。
いまでは、本当に心おだやかに、自分の人生を歩んでいます。

「不安でたまらなかったあの日々、
親の会に出会って、不安が和らいでいきました。
HPも毎日見ています。」
親の会とHPは私の人生の宝物。
 「お母さんの心のよりどころは親の会なんだね、と
息子が言ってくれました。」
なんでも安心して話せる場がここなんです。
 
 「生きることに後ろ向きだった私。
親の会が私の居場所だと気が付きました。
ここでは素直に自分の気持ちを話せるから。」
息子と会話ができるようになってうれしいんです。
今回もあみちゃんと一緒に。

「義理と義務で縛られていた私。
親の会で、自分を大切にと学んで、ムズカシイ課題に取り組んでいます。
このごろ、ようやく自分をちゃんと出せるようになったと世話人からも
言われて・・・」(笑い)
世話人の川島さん
 世話人の木藤厚子さん、
「1月9日にフルマラソンに参加し完走しました。
やりたくて、楽しいと思ったら、いくつからでも出来るんだと発見です。
親の会も、楽しいから15年も続いたんですよね。」


「NHKの取材を受けて、
あらためて4年の閉じこもりは大事な時間だったんだと思いました。
自分の気持ちがとっても素直に楽になっていました。」
黙って、何も言わず一緒に暮らしたお父さんがいたから、
あいみちゃんは高1で不登校、中退、過食を経験。
当事者のお話は説得力がありました。 
 3人の息子たちに支えられて、幸せな日々を過ごすことが出来ます。
世話人の瀬戸山さん(左)の優しさがなかったなら・・・
「私もみなさんから支えられて、人生の危機を乗り切ったのね」
 勝己君の弟も、もう20歳。
今日はお父さんのあっしーくんです。



 「他で息子のことを話すとき、まだまだ心がこわばります。
でも、この親の会では笑顔がでます。
深刻な状態でもここではみんな笑顔で話してる、
私も素直に話できるんです・・・」
96年9月にいじめで自死した勝己君のお父さん村方敏孝さんの言葉です。
「一昨年夫を亡くしました。
ここでは悲しみもそのまま話せます。
悩みがあっても、生きていればこそ、
命が一番大事と教えられました」
涙が先にあふれて、言葉につまって・・・・
 「私も同じように夫を亡くしました。
家族で看病し、見送ることが出来ました。
この親の会でまなんだことが、私の力になって
支えてくれました。
今、こうして暮らすことが出来ることに感謝。
今年は、いっぱい山登りにも挑戦しようとおもっているの」
 「年末、再検査を受けるよう言われました。
落ち込んだけれど、
困ったときが絶好のチャンス、という親の会の言葉をおもいだして、
そうだ、ゆっくり休んで、ストレスをためない、
自分を大事にするいい機会と考えられるようになりました。」
いま、
閉じこもっているふたりの子どもたちが私の命の支えです。
最後は、みんなで歌いました。
「なだそうそう」と「少年時代」
前者は、おふたりの夫を見送ったときの歌でもあります、
後者は、勝己君が中学の文化祭で歌ったものでした。

命こそ、大事、
命こそがかけがえのないもの、

そう、教えてくれた歌です。
「毎月、夫婦で親の会への参加が一番の楽しみになっています
参加して1年、今、私の人生の価値観も変わりつつあるんです」
 若者3人組、
左からしょうたくんのお母さん、
管理人のれいこ、3人のお母さんのみどりさん。
夜な夜なチャットにはまってます。
みどりさんちのりょうくんとゆうくん、
お母さんおもいのやさしい兄弟だよね。
 あみちゃんとあおちゃん、かわいいね!
思いもよらない最後に花束贈呈!
子どもたちから、
「15周年おめでとう、
15年間ありがとう」のカードと一緒に、

感激にこらえていた涙がどっとあふれた
               (鬼の目に涙 )(?)
壇上で記念写真の世話人。
みなさん、ありがとう!
こどもたちありがとう!
親の会、ありがとう!

↑クリックしたら大きくなるよ

楽しくて、感激、感動の新年会でした。(大人と子どもあわせて50名が参加しました)
人は日々生きています。人生の大きな流れの中で、子どもたちから自分の人生をだいじにしてねと教えられてきました。
不安も、辛いときも、悲しみも見方を変えれば素敵な人生なんだと気が付くチャンスなんですね。
「命があればまるもうけ、命こそ大事・・・」。新年会で確信を深めた、親の会の大切なテーマでした。
「不登校も、引きこもりも明るい話」! 鹿児島の親の会バンザイ!!





このページの一番上に戻る→


写真目次へ→


2005年2月 例会の様子(写真)へ← / TOPページへ/  2004年12月 例会の様子(写真)へ→



Last updated: 2005.1.27
Copyright (C) 2002-2003 登校拒否を考える親・市民の会(鹿児島)